間違いだらけの日本の英語教育

小説教材に逃げる英語教師

2016年01月25日 14時48分

小説教材に逃げる英語教師   小説、特に自分のお気に入りの小説を題材にすれば、教師自身は何年も使え新たな調べや勉強をする必要もありません。ずっと自分の好きな小説の世界に浸り、内容も新たに発見する必要もなく教育者自身から見ればとても楽な授業ができるでしょう。 しかし時事のように日々変わっていくものを題材にしたのでは日々勉強や調べをする苦労が出来てしまいます。 それでは自分が困る、という怠慢さから教師は自己保全的な理由から小説を教材に選ぶのです。 英語教師の英語能力は彼らの怠慢さから固定化され、学生は彼らの個人趣味のなんの興味もないつまらない小説を否応なく読まされ勉強させられる被害を受けるわけです。日々役にも立たない小説を読まされ続けることを押し付けられる学生は教育被害者といえるでしょう。 狭い小説世界は外に向けての学習はありません、ですのでその教育は国際社会に出るためには全く役に立たず、いくら小説の内容を勉強して理解したところで国際社会を生きていくことはできません。 小説教材というのは文学としては素晴らしいものかもしれませんが、あくまでその領域に留めておきコミュニケーションとして利用する英語は時事から学ぶことをおすすめします。